CFDにおいても、ポジションと呼ばれるものがあります。
これは、買いもしくは売りを保持しておく状態であり、
端的に言えば、決済直前の状態と言えるでしょう。
この場合、収益などは、どのように考えられているのでしょうか?
一説によれば、その状態も、十分損益計算に入れていいと言われています。
それを含み損益と言います。
他方、ポジションは、決済前の状態であるのだから、実体の伴っていない
損益状態であり、それを損益計算などに入れるものではない、というものです。
含み損益を、実質の損益計算に含めて考えがちなのは、短期トレーダーにおいて、
顕著です。日々刻々とする市場の中で取引を行っているため、決済直前の状態も、
常に変わり得るため、含み損益も、十分実質の損益になると考えがちなのでしょう。
一方、長期トレーダーにおいては、含み損益はあくまで含みであるので、
損益計算の中に入れない傾向があります。
結局、取引をどのように行うかによって、含み損益についてのスタンスも、
異なっていると言えるでしょう。
なお、業者の取引ツールなどには、含み損益でなく、評価損益などの
表記になっています。
どういう考え方を持っているにせよ、含み損益が、自分の行っている投資を
把握する手段になり得ることに、変わりはないようです。